安価ながらも育成時の牧場でのコメントが良く、私の所持2歳馬3頭の中ではもっとも走りそうだった我らが愛馬エンジェルウィング。
デビュー戦は16頭とフルゲートでしたが4番人気とかなり支持を受けます。しかし、事前の追い切りは水準以下の動きで私は半信半疑で7、8着を予想。レースもずっと促しっぱなしで早々に垂れての大敗を覚悟しましたが6着と案外上位に食い込みます。福永祐一騎手曰く「馬格に見合うだけの中身が伴っていない感じで、走り方も分かっていないような印象。また全体的に関節の緩さもある」という見立てで、それでこのくらい走れるのなら少なくとも未勝利戦くらいは脱出してくれるだろうと思えました。
2戦目は追い切りの動きが良くなり初戦以上を期待しますが、やはり道中は促しっぱなしの5着。相変わらずの競馬下手です。
なかなか変わらないのかと心配もしましたが、川田将雅騎手が連続で乗ってくれた3走目は相手関係も前走2着馬が4頭とこれまで以上に厳しくなり大敗も懸念されましたが、さすが超一流の川田将雅騎手、好スタートからハナを奪いきり、キックバックを防いでくれます。そうすると馬は道中気分よく走れ追い通しではなくなりました。
最後に外から脚を伸ばしてきた馬に交わされましたが、すぐ後ろを着いてきた人気馬2頭には最後まで競り合い、抜群の勝負根性で最後差し返しての2着!!勝ち上がりは時間の問題になり嬉しい限りです。これでいて、まだ終始外に逃げるなどロスは大きく、これが解消する為に、鞍上の進言でハミを替えることになりました。
4戦目は牝馬限定の1400mがあれば最高でしたが番組的にありませんので、距離短縮の牝馬限定戦か得意距離の牡馬との一般戦かで悩み結局距離を重視して牡馬との一般戦に出走することになりました。
前走2着の牡馬が2頭いて決して楽なメンバーではありませんでしたが、強い競馬で優勝!!私としても3世代ぶりの勝ち上がり馬となってくれました。
レース後、滅多にそんなことを言わない川田将雅騎手から、500万と言わずもっと上を目指せる馬とのコメントを頂戴し、これは本当に楽しみです。
約2か月の放牧を経て迎えた前々走の昇級戦は好スタートから先行し粘り込み4着(10頭立て)。勝ち馬には1秒以上の差をつけられましたが、時計が速く勝ち馬は強すぎました。
エンジェルウィング自身も競馬ブックの推定勝ちタイムからは0秒3しか差はありませんでしたし、自身が勝った前走の時計を1秒以上縮めています。昇級初戦としては良い走りをしています。
そして迎えた前走は叩き良化型の大型馬の叩き2走目に前々走の一般戦と違い牝馬限定戦ということもあり1番人気に支持されますが10着と大敗を喫してしまいます。
馬群に完全に包まれ、砂を被るのも嫌がりとエンジェルウィングの弱い面が出まくり大敗。持ち時計で走れれば勝ち負けだっただけに完全にメンタル的なものです。
しかし牝馬はこのまま嫌な印象が残ってしまい復活出来ない馬も少なくありません。ここは中期のリフレッシュでまずは馬の不安を取り除いて欲しいとの私の希望通り、
5月15日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました。更に5月18日にノーザンファーム天栄、19日にノーザンファーム空港牧場へ向けて移動しました。
以下は8月2日に更新されましたクラブ公式HPエンジェルウィングの近況報告です。
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週3日は屋内坂路コースでハロン13〜16秒のキャンターを2本登坂しています。「今週末の帰厩に向けてスムーズに進めることができています。まだ背中を中心に良くなる余地は残していますが、それでも頭を下げて走れるようになってきていますし、騎乗者の感触も上々です。巻き返せる状態にはあると思うので、頑張ってほしいです。馬体重は566キロです」(空港担当者)5日に函館競馬場へ帰厩する予定です。
ということで5月19日からノーザンファーム空港牧場で調整されていたエンジェルウィングですが、良化の余地は乗り越しているものの、騎乗者の感触が上々で巻き返せる状態にあるということで8月5日に函館競馬場へ移動することが発表になりました。
続いて15日に函館競馬場へ移動したことが発表されました。
前走前 5月9日 栗東坂路 不良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.3
3F 40.1
2F 26.1
1F 13.1
ロンリーハート(3歳500万下)一杯と同入
8月8日 函館ウッドチップ 良馬場 馬なり余力
助手
5F 71.1
4F 56.0
3F 42.0
1F 13.8[7]
モズコールズ(2歳新馬)馬なりの外0.6秒先行
8月12日 函館ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力
助手
5F 72.0
4F 56.8
3F 42.6
1F 14.8[8]
タイプツーエー(3歳未勝利)馬なりの外を0.4秒先行4F付同入
9月17日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.9
3F 42.9
2F 28.9
1F 15.0
9月20日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 55.3
3F 40.0
2F 26.0
1F 12.9
9月26日 栗東CW 良馬場 直線強め余力
助手
6F 90.1
5F 72.8
4F 57.4
3F 42.4
1F 13.8[7]
8月8日、
馬名 | 予定騎手 | 斤量 | 前走 | 前走着順 | 前走人気 | 過去着順 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 「初」は初出走の馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定 青字は1000万クラスでの成績
フルゲート 頭のところに現在 頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは” ”のジャッジです。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり 青字は1000万クラスでの成績
競馬ブック
見解
「」
短評は「」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 CPU
あとは無印
予想オッズ
以下15倍以上省略
馬名 予想オッズ
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
デイリー馬三郎
本紙の見解
「」
◎
○
▲
×
☆
以下省略
エンジェルウィングは全13記者中 ◎(本命)印 〇(対抗) ▲(3番手評価) ×(4番手評価)、☆(5番手評価)、△(6番手以下評価)、無印 記者
エンジェルウィング(15着)
「元々背中の感触はいい馬ですが、今日はリフレッシュ期間を挟んでいたこともあってか張りがあっていい馬体をしていましたね。返し馬の感じも悪くなかったのですが、待避所からゲートへ向かうタイミングから雰囲気が変わりました。ゲートの中では苦しがっている様子すらあって、ゲートを出てからは気持ちがなくて前に進んで行くところがなく、促しても徐々にポジションをさげてしまいました。広い東京コースですからペースに戸惑うことは考えにくいですし、いい時ならむしろ好位でリズムを整えて運べるくらいなのに、まったく脚が溜まっている感じがありませんでしたからね…。左回り云々ではなく、前走と同じで気持ちの面に尽きると思います」(川田将雅騎手・キャロットクラブ公式HP)
「道中は少し促しながらの追走だったが、直線で伸びる場面はまったくなかった。スンナリ先行できなかったにしても、2戦連続での大敗は気掛かり。」(競馬ブック)
エンジェルウィング
「」(助手・デイリー馬三郎)
「」(助手・競馬ブック)
ー
イ
な
ス
今回のエンジェルウィングの走破時計は 分 秒 馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分 秒 、重不良馬場で1分 秒 でした。
エンジェルウィング(?着)
「」(騎手・競馬ブック)
「」(騎手・キャロットクラブ公式HP)
エンジェルウィング(?着)
「」(競馬ブック)
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